動脈は、心臓から出た新しい血液を 全身の組織に運ぶ血管です。
身体の隅々、抹消まで 血液は血流に乗り 流れます。

静脈は、老廃物を回収して 心臓に戻す血管です。

血管は よく ゴムホースやパイプに例えられますが 健康な動脈は ゴムのように弾力があります。

血管壁は、三層でできており 内膜・中膜・外膜と呼ばれています。
心臓に近い動脈ほど 中膜が発達していて厚みがあります。
静脈は中膜が薄くなっています。

頚部超音波と血管造影検査

頚部超音波とは、血管の病変を調べる検査です。

血管造影検査とは、血管が閉塞していないかを調べる検査です。

頚部超音波(頚動脈エコー)検査

頚動脈は首の横側に位置し 心臓から脳へ 血液を送る重要な血管です。

超音波によって 画像化し 頚動脈の血管の変化・血流の状態や 硬化、詰まり具合などが判断できます。

頚動脈に脂肪分などの塊・プラークが見れる場合、血流の画像が不鮮明になりますので 動脈硬化を起こしている様子がわかります。

また、その度合いによって 脳の動脈硬化がどの程度 進行しているかの手がかりになります。

頚部超音波(頚動脈エコー)検査は 位置的にも 脳の動脈との関連が密接ですが 心臓部分はある程度までしか予測ができません。

血管造影検査

動脈や静脈の血管に針を刺し、この針からカテーテルを差し込んで 造影剤を入れ 血管の状態をエックス線にて映し出します。

この検査は精密検査で 脳や心臓などの血管の病気や 癌の診断の為に行われます。

造影剤が流れ無い場合は 画像に移りませんので 血管が閉塞状態にあると判断できます。

血管の こぶ動脈瘤や静脈瘤、また 血管の狭窄・血栓ができているか否かが 画像でわかります。
また 癌などの悪性腫瘍の場合、血管の内部の状況がわかります。

検査だけではなく カテーテルを通じて 薬を注入したり 狭窄状態の血管を広げる処置を施したり、治療として行う事もあります。癌の場合は 抗がん剤を注入する事があります。